【2014.2.9(日)】【申込140名越えました!】第7回フロー・シンポジウムxソーシャル・クロス・アライアンス
社会がうねりと共に大きく変化していく昨今、組織の在り方や個人の在り方にも大きな変化の波が
押し寄せています。
今までは、「いかに社会の期待に答えるか、組織の期待に答えるか、親の期待に応えるか、
と自分の外側の世界にいかに適合するか」に意識を向ける事が、
この世界を生き抜く上で必要な事だったかもしれません。
しかし、この急激な変化に合わせようと生きるのには、もはや限界が来ている事に、
多くの人が気付き始めています。
そして皮肉な事に、今、社会から求められるのは、既存の発想に囚われない『イノベーション』や
『クリエイティビティ』へとシフトし始めています。
どのように、個人の内発的な創造性に繋がればいいのでしょうか。
どうすれば、個人、さらには、組織やチームのポテンシャルを引き出し、クリエイティビティに溢れた
状態を産み出せるのでしょうか。
誰も正解が分からないこれからの世界では、過去の成功体験は通用せず、過去を分析して、
そこを土台にしても、非連続な変化は生まれないでしょう。
本イベントは、2009年に設立したフロー・インスティテュートが主催する7回目のフロー・シンポジウムになります。
過去6回はビジネスにおいて「社員がイキイキと内発的欲求から主体的に仕事を楽しみながら働く
フロー(*1)なチーム、フロー経営」を テーマに行ってきました。
今回は、その考えの前提となる「人が本来持っている力を最大限に発揮する」をテーマに、
人が恐れや囚われ、既存社会からの思い込みから放たれ、ありのまま生きるために、
ビジネス、教育、アート、自然、などの 各界の先駆者7名の方一同にお集まりいただきTED風に
お話しいただきます。
そして、参加者とのダイアローグ(対話)を通じながら、さまざまな知見から横断的に探求することで、
今まで別々の事柄だと思っていたものが、同じテーマだということに気づき(*2)、
意識の共鳴から参加者がつながり共振することで、 新しい世界観を社会に見える形で創造する
きっかけづくりになることを目指しています。
※1 フローとは?
夢中になって遊んでいた子供の頃のように、周りの声も聞こえないくらいに、我を忘れて、
目の前のことに集中している状態。気がついたら時間が過ぎていて、もっともっと
この時間が続いたらいいのに、と思うような状態。無我夢中になっている状態、没頭している感覚を
「フロー」と呼び、スポーツでは「ゾーン」と言われることがあります。
※2 業界毎の「人が本来持っている力を最大限に発揮する」に関わるキーワード
経営:フロー経営、学習する組織、など
教育:自由教育、モンテッソーリ、シュタイナー、など
医療:自然治癒力、東洋医学、気功、レイキ、など
スポーツ:ゾーン、ピークパフォーマンス、など
体・身体:ヨガ、アレクサンダー、フェルデンクライス、ロルフィング、など
【プレゼンター紹介】
▼堀真一郎 (ほり・しんいちろう)
学校法人きのくに子どもの村学園学園長
元大阪市立大学教授
”教育改革は自由で体験中心の学習から”
1943年、福井県勝山市生まれ。1969年、京都大学大学院博士課程を中退して
大阪市立大学生活科学部助手(教育学)。1990年、同教授。大阪市立大学学術博士。
「ニイル研究会」及び「新しい学校をつくる会」の代表として1992年、和歌山県橋本市に学校法人
きのくに子どもの村学園を設立。1994年に大学を退職して、同学園学園長に就任し現在に至る。
「日本でいちばん忙しい校長」として和歌山、福井、福岡、山梨の子どもの村の各校を毎週1日ずつ
あわただしく駆け回っている。子どもたちからは「永遠の38歳」と言われている。
著書・訳書『ニイルと自由な子どもたち』『自由学校の設計』『きのくに子どもの村の教育』
(いずれも黎明書房)、A.S..ニイル著(堀真一郎訳)『新訳.ニイル選集』、
A.S..ニイル著(霜田静志、堀真一郎訳)『.ニイルのおバカさんーA.S.自伝』
(いずれも黎明書房)ほか。
▼天外 伺朗 (てんげ・しろう)
フロー・インスティテュート代表
ホロトロピック・ネットワーク代表
”未来への不安や過去への反省に逃げずに 「いま・ここ」を意識する”
元ソニー上席常務。工学博士(東北大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒。ソニーに42年余勤務。
その間、CD、ワークステーションNEWS、犬型ロボットAIBOなどの開発を主導。
また、脳科学と人工知能を統合した新しい学問「インテリジェンス・ダイナミクス」を提唱した。
現在は病院に代わる「ホロトロピック・センター」の設立を推進している。
そこでは、人々が病気になった場合には、治療とともに意識の変容を密かにサポートする。
また、企業経営者のための「天外塾」を開いて経営改革に取り組むとともに、近年は教育改革へも
手を拡げている。
著書『経営者の運力』『非常識経営の夜明け』『マネジメント革命』『GNHへ』
『生きる力の強い子を育てる』『問題解決のための瞑想法』『心の時代を読み解く』
『般若心経の科学』『宇宙の根っこにつながる生き方』など多数。
▼菅野 敦司
(すがの・あつし)
公益財団法人鼓童文化財団専務理事
Kodo Arts Sphere America理事
にいがた観光カリスマ
”「集団生活の中で育まれる、個力とチーム力」~太鼓芸能集団「鼓童」の経験を通して考える”
1956年(昭和31年)東京生まれ。 中央大学経済学部国際学科卒。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校 大学院経済学修士(開発・統計経済学)。
1982年より鼓童に参加。これまで、主に海外との制作業務を担当し、鼓童のマネージャーとして
33ヶ国を訪ねる。1988年より佐渡で毎年開催されている、国際芸術祭「アース・セレブレーション」では、
運営責任者として企画の立案と総進行を担当。
丸の内朝大学「鼓童の歴史と地域文化活動」(東京)、アメリカ自然史博物館シンポジウム「水」
(ニューヨーク)、ロイヤルフェスティバルホール「鼓童の歴史と地域文化活動」(ロンドン)、
シャトレー劇場「鼓童の歴史と地域文化活動」(パリ)他、講演実績多数。
【主な委員実績】 にいがた国体特別アドバイザー、新潟県観光復興戦略会議、新潟県文化プラン策定委員会、
新潟県冬の佐渡観光の誘客対策検討委員会、佐渡観光推進戦略会議、佐渡観光魅力づくり会議、
佐渡市地域再生研究会、佐渡市観光振興官民協働委員会
▼由佐美加子 (ゆさ・みかこ)
ソーシャル・クロス・アライアンス共同代表
SoLジャパン組織開発コミュニティ共同代表
合同会社CCC パートナー
『U理論』訳者
”誰もが自ら何者であるかを選択し、人生を、現実を自由に創造できる力とつながりを拡げる”
幼少期からヨーロッパ、アジア、米国で育ち、米国大学卒業後、国際基督教大学(ICU)修士課程を経て
野村総合研究所入社。 その後リクルートに転職し、事業企画職を経て人事部に異動。
次世代リーダーのあるべき姿を模索する中でMIT上級講師ピーター・センゲ氏が提唱する「学習する組織」と出会う。
以降その考え方に基づく様々な施策を企業組織内に導入、人と組織の覚醒と進化を探求し続ける。
2005年Appreciative Inquiry(AI)を 生み出したデビッド・クーパライダー教授が教える
米国ケースウェスタンリザーブ大学経営大学院で組織開発修士号を最高成績で修了。
出産を経て2006年よりグローバル企業の人事部マネジャーとして活躍すると同時期に「学習する組織」の
日本における実践の普及を志向する SoLジャパン 発起人として活動を開始。
2011年独立後、グローバルな社会変革のうねりと日本をつなげ、同じ意識を共有する実践家のつながりを
生み出し、社会により望ましい現実を生んでいこうとする集合意識とそれを実現するための
能力を高めるための活動を展開する。
『U理論―過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術』訳者
『未来を変えるためにほんとうに必要なこと』監修
▼森田貴英 (もりた・たかひで)
映画「降りてゆく生き方」脚本・プロデューサー
BDJ 法律会計事務所 パートナー
”「137億年の宇宙の歴史」が教える「人間の生き方」~20分で見えてくる!?宇宙、自然、そして生命の本質”
慶應義塾大学法学部法律学科 卒業。1996年、弁護士登録。
国際取引、金融、知的財産、企業法務から、民暴、総会屋、えせ右翼対策まで、
幅広い法律業務と裁判に関わる。28歳のとき、「資本の力こそが、日本社会をよき方向に変革する!」
との確信を抱き、投資ファンド組成やM&Aなどを手掛けるようになり、所謂「新自由主義」の路線へと
迷いなく突き進む。
しかし、33歳くらいのとき、100億円単位のお金を得た人々が続々と不幸になり、
カネの魔力を目の当たりにして、ひょっとしたら資本主義路線は限界があるのではないかとの
疑問を抱くようになる。そして、ひょんなことから、団塊世代の生き方をテーマとする映画の製作や
脚本に関わることとなり、その映画づくりのための取材やリサーチで、新自由主義とは真逆の人びとと
出会うことで、それまでの信念や思考を見直すこととなる。
その映画は後に、「降りてゆく生き方」(主演:武田鉄矢。2009年公開)という作品となり、
「広告や宣伝を一切行わない」にもかかわらず、公開後5年経過しても、全国で上映が続くという
異例のロングランを記録することとなる。
現在は、学者、企業家、農家、醸造家、芸術家、当事者(障害者)など各界のエキスパートとともに、
「食糧危機」と「肉体と精神が破綻するのが当然の時代」の「生き方」を徹底的に探求する研究も行っている。
▼萬木善之 (まんき・よしゆき)
アートディレクター
”花で人を笑わせる!既存のルールの外に飛び出すことで起こる進化”
1973年生まれ、岡山県笠岡市出身。大学卒業後、JFTD学園に入学し、フラワーデザインを学ぶ。
その後、スウェーデンの有名花店でデザイン部門を担当。 欧州各国で腕を磨き帰国後は、
フローリスト萬を活動拠点に、フラワーシップ全国大会中四国代表をはじめ、数々の賞を受賞。
約15年に渡り、 フィギュアスケート国際大会のメダリストブーケの装飾担当を手掛けるほか、
ディスプレーや商品開発のプロデュースも行う。
野菜のPR活動で銀座三越でデモンストレーションを行い注目を浴びた「野菜ブーケ」など
植物の魅力を自分流のあらゆる手法と方法でみんなに笑顔になってもらいたい。
そのためには、植物のあらゆる可能性をカタチにして、人々に笑いと驚きを提供し、
植物の力で笑いを追求する世界で一人のフラワーエンターティナーを目指す。
野菜ブーケの写真はこちら→ http://goo.gl/B73QxH
▼村田祐造 (むらた・ゆうぞう)
「心とチームワーク」コーチ
サムライセブンLLP 副代表
スマイルワークス株式会社 代表取締役
”戦いを挑み、和を創る~ラグビーという戦いにおけるフローとは”
東京大学ラグビー部、明治大学戦でフローを体験。
相手の動きがスローに見えてタックルが次々に決まった。
その活躍がたまたま名門三洋電機ラグビー部の目に止まる。
東京大学大学院では造船工学を専攻。ニッポンチャレンジ・アメリカズカップ2000における世界最高の
レーシングヨットの開発に携わるも、まさかの準決勝敗退。敗因と感じた「心とチームワーク」が
ライフワークとなる。
大学院を中退して三洋電機へ。プロラグビー選手になる。業務で開発したラグビー分析ソフトが
日本代表チームに採用。自身もコーチとして釜山アジア大会、ラグビーW杯2003に挑戦。
選手引退後、起業。
現在、スマイルワークス株式会社では、ひとりひとりの働く笑顔を増やすため、安全で楽しい
タグラグビーでフロー体験を通じて「心とチームワーク」を学ぶ体感型研修プログラムを提供している。
スポーツチーム、中小企業から大企業まで研修実績は多岐にわたる。
2013年10月に起業したサムライセブンLLPでは、挑戦創和、文武一道の理念のもと、
オリンピック競技である七人制ラグビーを通じ、「現代のサムライ」を育てる侍七義塾を創る挑戦が
始まったばかり。
著書「チームの心を一つにする技術」日本実業出版
▼坂本敬行 (さかもと・たかゆき)
フロー・インスティテュート理事
Authentic Life Institute代表
ダイナミクス・オブ・ダイアログLLPパートナー
”「感覚」に意識を向け、「全体」を感じ、ひとつになることで、個の持つ力を最大限に発揮する”
ソフトバンクテレコム(株)他3社に計12年余勤務、プロジェクトマネジャーや講師、
ファシリテーターとして組織変革、人材育成に従事し、社内表彰を幾度となく獲得。
幼少の頃から普通の人が見えない領域を五感で察知し、さらに、人の考え、
本質を読み取ることができる生来のサイキック。
能力に頼らないビジネスパーソンとして生きようと試みたものの、2010年真の自分に生きるために独立。
20代から現在に至るまでサイキック能力を駆使して受けた相談は数知れず。
現在は、コンサルタントとしてリーダー育成等に携わる他、独自のワークショップや紹介制で魂を
エンパワーメントする個人セッションを行い、真の自分を生きるためのガイドを務めている。
クライアントには、経営者、アーティスト、俳優、医者、アスリート、セラピスト、
多くのビジネスリーダーなど幅広い。
▼イベントHP:http://www.flowinstitute.info/ftw7/
▼主催・共催
フロー・インスティテュート
ソーシャルクロスアライアンス
日本財団
日時 | 2014年2月9日(日)13:00~18:00 |
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場所 | 日本財団 2階 〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2(地 図) 銀座線「虎ノ門駅」3番出口より徒歩5分 銀座線・南北線「溜池山王駅」9番出口より徒歩5分 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」3番出口より徒歩6分 |
定員 | 150名 |
参加費 | 15,000円(税込)※今回の申込みと同時に、第4回フローシンポジウム(神戸大学大学院の金井壽宏教授とフローインスティテュート代表天外伺朗の講演&フリートーク)のDVDをお申し込みの方は、DVD価格が30%OFFの<7,000円>となります。割引き購入希望の方は、お申し込みフォームにて「同時申し込み」にチェックを入れてください。 第4回フローシンポジウムDVDに関しての詳細はこちら |
備考 | お問い合わせはこちらから |